
カーシェアリングで乗っていただけるFIAT(フィアット)500の写真集
1972年製造、2017年6月に完全レストア完了したばかりのピカピカの新車です。
GALLERY
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性能・運転方法
FIAT500 R
全長:302.5cm
全高:133.5cm
全幅:132cm

エンジン:598cc 23馬力
ガソリン容量:20L
燃費:10km〜15km/L
はじめてのチンクチェント 〜乗り方編〜
各部の名前
1)スピードメーター
2)ガソリン残量少を知らせるランプ(光っても20〜30km走ります)
3)バッテリーへの充電が行われていない場合の警告ランプ
エンジン停止中、アイドリング中はうっすら光っても正常。
4)ウィンカー(上へ:左 下へ:右)
5)ライト(上へ:遠く 下へ:近く)
6)フロントライトON/OFF
7)ワイパーON/OFF
8)キー差込口(一段階:電源ON 二段階:エンジン始動準備)
9)チョークレバー
10)セルモーターレバー
11)シフトレバー(1速〜4速+バック)
12)サイドブレーキ(固めなのでしっかり引く)
エンジンの掛け方〜走り出し
☆ポイント☆
・基本的には忠実にマニュアル車の操作手順を守ればOKです。
・エンジンがかかったらチョークレバーは”すぐ”に”ゆっくり”下げよう。
・セルモーターは3秒以上回さないようにしよう。
⇨エンジンがかからなくても焦らず何度が回せば動きます。
・サンルーフの開け閉めは停車中に行ってください。走行中は危険です。
1)シフトレバーがニュートラルにあることを確認
2)サイドブレーキがしっかりかかっていることを確認
3)ブレーキ(12まで踏んだまま)と
クラッチ(8まで踏んだまま)をしっかり踏む
4)キーを回し、ランプ点灯を確認
5)チョークレバーを引く
6)セルモーターレバーを優しく引く
7)エンジンがかかったらセルモーターレバーをすぐに離す
8)チョークレバーを”ゆっくり”2/3くらい下げる
9)1分くらいアイドリングする。(寒い日は3分くらい)
10)アイドリングが安定したら完全にチョークを下げる
11)サイドブレーキを下げて、クラッチを踏み込んでギアを1速へ
12)フットブレーキを離して、軽くアクセルを踏み、クラッチを繋ぐ
13)動き出します。
☆チョークレバーとはエンジンに送る空気の量を少なくして、濃いガソリンをエンジンに送る(燃焼しやすくする)装置です。エンジンが動き、回転が安定したら完全に下げるようにしてください。
走り出し〜疾走〜駐車&給油
☆ポイント☆
・シフトチェンジの目安はスピードメーターに記載してあります。
⇨低速状態からあまり早くシフトアップしないようにしましょう。
・エンジンが小さいので坂道を登るときは3速か2速を使いましょう。
⇨1速は走り出しのみ。4速は平らな道で。
⇨高速道路入口の上り坂は3速で行くとちょうど良いです。
・シフトダウンは難しいので無理して行わない。
・坂道発進は難しいので練習するか、坂道で一時停止を避けましょう。
・走行中はサンルーフを開け閉めしないでください!危険です!
どれくらい危険かというと、風でサンフールが吹き飛ばされて
腕や指を怪我するばかりか、サンルーフが壊れてしまいます。
1)時速20kmくらいまでに2速へ
2)時速40kmくらいで3速
3)時速50kmくらいで4速
4)信号でスピードを落とすときは4速のママでOK
5)時速80kmくらいまではすぐに出ます。
6)時速90kmを越えないよう気をつけてください。
風で車体が流される場合があります。
渋滞にハマったら
空冷エンジンなので、真夏日に停止したままだと、オーバーヒートになる可能性があります。外気が35度を越える場合は、パーキングエリアなどで渋滞をやり過ごすのも一つの手です。急がずゆっくり走リましょう。
7)バックはシフトレバーを下に押し込んで4速に入れてください。
駐車するときは、しっかりとサイドブレーキをかけてください。
また、坂道に駐車すると危険です。必ず平地に駐車してください。
念のため車輪止めも利用してください。
(ボンネットに入ってます)
8)給油・ガソリンスタンドでのお作法
ボンネットにガソリンタンクが入っていますので、給油口へは車の前方を近づけるようにしてください。ハンドル左下のボンネットロック解除レバーを引き、前方より「がっこん」と音がしたら運転席よりおりて、ボンネットを開けてください。左図の場所にキャップがありますのでここから給油をします。タンク容量は20Lですので、概ね15Lくらいは入ると思います。給油が終わったらキャップをしっかり締めてボンネットを閉めてください。
乗る前の安全チェック
☆ポイント☆
安全に乗っていただくために必ず行ってください。
1)タイヤの空気がしっかり入っているか押して確認(硬ければOK)
2)ボンネットを開けて右側にある小さいタンクにブレーキ液が
しっかり入っているか確認。
確認後、ボンネットを閉めつつ、ボンネット内のベルトを締めて
ください。(万が一走行中開いてしまった時の保険)
3)キーを回して電源をONにしてウィンカーが出ているか確認
4)後ろのエンジンカバーを開けてタイミングベルトが緩んでいないか
指で押して確認。(硬ければOK)
5)車体の下を覗き込んで、オイル類が漏れていないか確認
6)乗り込んだあと、サイドミラー、バックミラーの視野を確認。
7)準備完了!

運転席からボンネットレバーを引くと、図のAの部分が動いて、ロックが解除されます。あとは指でBを動かすと完全にボンネットを開けることができます。
閉めるときは逆に、フックを指で動かしてボンネットを引っ掛けて軽くボンネットを閉めたあと、上から押し込むとロックされます。
(A)
(B)
困った時は・・・?
☆暑い時☆
1)エンジン停止後、再度エンジンがかからない
⇨ 暑すぎてポンプやパイプ内でガソリンが泡立っています。
しばらく涼ませてあげましょう。





ボンネット内右側にあるブレーキオイルタンク
これが上部近くまで入っている事を確認!

タンクのキャップ


カーシェア申込方法
FIAT500に乗ってみたい方
引き渡し・返却場所
詳細な場所や手続きについてはアプリからお申し込み後にご連絡いたします。
この車のオーナーについて
2006年に購入して早11年経ちました。色々手を加えながら乗ってきましたが、
一念奮起で念願のフルレストアへ。ところが都心への引越しに伴い駐車場が軒並みX万円と
年間XX万かかることが判明。手放したくないけど、維持費が・・・
と悩んでいたところカーシェアリングのサービスを発見したのでレストアが終わるまでに
大急ぎで準備を進めております。ぜひ旅のお供に、イベントにFIAT500を使ってあげてください!
オンタリオSS様のWEBサイト
車のメンテナンスとレストアは国内有数のFIAT500専門店「オンタリオSS」様にお願いしております。車の貸出も店主のご好意でお手伝いいただいております!FIAT500に乗ってみてオーナーになりたい!と思った方はぜひオンタリオさんで相談してみてください!

クラシックFIAT500(フィアット500)にカーシェアリングで乗ろう!

HISTORY
どんな車?
作った人
日本では・・
1957年にイタリアで発売、以後1977年まで20年間の長期に渡り生産された4人乗りの小型自動車です。実は2代目なんです。
正式名は『FIAT NUOVA 500』で
NUOVA は「新しい」という意味です。通算400万台作られました。
主任技術者は初代にも関わっていたダンテ・ジアコーサ。有名自動車デザイナーです。大ヒットしたこの車ですが当初はあまり乗り気でなかったそうです。特にエンジンの小ささに不満があったとか。本人曰く
「あのエンジンを許したことだけには悔いが残る」
日本ではアニメ「ルパン三世」で有名な車です。当初ルパンが乗っていたメルセデスベンツはアニメにするには複雑なデザインで、手間がかかって苦労していた時、作画監督が乗っていたこの車のデザインが採用されたとのことです。
TV CM 1
Fモデル発売当時のTVCM(たぶん)です。
ファミリーで経済的に楽しめる車として
生まれたことがよくわかりますね。
TV CM 2
初代発売当時のTVCMです。
女性でも簡単に、仲間と気軽に遊びに行ける。そんな庶民的な車をアピールしています。
James May's Cars Of The People
イギリスの人気車番組TOPGEARで有名なジェームスメイがFIAT500を紹介しています。
Classic Car Rescue - Fiat 500
古い廃車寸前のFIAT500を
再び走れるように修理する番組です。





